ホタル再び
今年2回目にして最後のチャンスと思い、行ってきました。
今回も晩酌後に付き合わされる気の毒な父。
前回の悲しい失敗↓
今回も残念写真ですが、暖かい目で…
明るいうちからセッティング
前回の反省を踏まえて、まだ明るい19時ちょい過ぎに家を出ました。撮影場所まで車で3分なので余裕です。
この感じで撮りたかったのだけども〜
この感じで撮りたかったのだけども〜
右奥に見える光が、ここで唯一ある外灯です。
よりによってあんな場所に!!悲しい…
よりによってあんな場所に!!悲しい…
仕方ないので、これより少し左に向けて川が入るようにセットし直しました。
今回は35mmのF2.4を持ち出し。ちなみに前回は18-250のズームレンズでした。
セットした方向にホタルが飛ばない悲劇
前回はこの辺りに沢山飛んでいたはずなんだけど、今回はどうもイマイチです。
それでもまあなんとか、こんな感じで。
※5枚合成
くるっと後ろを振り返ったら、山側でわさわさ飛んでました。どうやはホタルたちは川より山気分だったらしい。
待っても待っても川ではあまり飛ばないので、せっかく明るいうちにセットしたんだけど、諦めて向きを変えて撮影。
※こちらは4枚合成。
なんかぐっちゃぐちゃだけどとりあえずは撮れたので満足…
もっと線になってくれたら嬉しかったなあ。
実際は、無数のホタルが一斉にぱあっ!!と光って、うわああ!って声が出るほどの美しさでした。
写真じゃなくて動画で撮りたかったくらいです。
ほんとは両方とももっと枚数撮ってるんですけど、途中で設定を少し変えたりする時にカメラに触れたせいか、少しズレちゃったんですよね。たくさん重ねるとホタル以外の背景がブレブレで汚くなっちゃった。
合成に使ったソフトは「StarStaX」
2年ほど前、星のぐるぐる写真を作る際にこちらの記事を拝見してDL。
Macで比較明合成(コンポジット)をするならStarStaXが超オススメ! - ログカメラ
写真を撮りに来る人ばかりではないよ
撮ってる途中、子ども連れの家族がホタル見物で向こうから歩いてきた。向こうってのは、私やほかの人がカメラを向けている方向です。
子どもが懐中電灯つけてたんですよ。あーこりゃしばらく撮れないなと思って、通り過ぎるのを待ってたんです。
そしたらね、私の少し前の方で撮ってたおじさんがね。
「ちょっとすいません!灯り消してもらえます?」
子どもは一度は消したんだけど暗くて怖いのか、すぐにまたつけた。
するとまたおじさんが
「ちょっと!電気消してもらえませんかね!怒」
まだ園児くらいの子がふたり。外灯のない道を歩くのだから足元照らしながら歩くのは当然でしょう。
確かに、夜の撮影中に車のライトがパーン!てなったり、今回みたいに懐中電灯プラプラされたりすると、写真撮ってる側としてはちょっと残念な気分になるってのは正直言ってあります。
だけどいつまでも我々カメラマンの前でわざと懐中電灯つけて遊んでるわけじゃないのだから、少し待ってあげるくらいしたらいいのに…と思った。
我々は写真を撮る目的でここへ来たけど、彼らはただホタルを見ながら家族でお散歩したかったわけですよ。「きれいだねー」って言いながらね。
…子どもたちが嫌な気持ちになって帰ってなければいいけど。まあでも、嫌だっただろうな。消してくださいってこっちがお願いするんだからさ、言い方ってもんがあると思うんだよ。
もっと他人に気遣いを
三脚禁止になる場所が増えたり、カメラマンのマナーの悪さのせいで立ち入り禁止になるなんて話もよく耳にするんですけど、なんていうかね、目的は違えど同じ場所に集まる人々に対する気遣いが足りてない人が多いような気がします。
特に三脚なんてどうしても場所を取るし、どいてくれん人は絶対どいてくれんしね。おまえの写真のために皆が動いてると思ったら大間違いだよ、と。
こうゆう人たちのせいで、周りに気を遣ってきちんとマナーを守ってるカメラマンさんたちが不便な思いをするのは非常に耐え難い。
なんか愚痴みたいになってすいません。
最後に
帰る途中、草に止まってる1匹のホタルに出会いました。
これは撮ろう!と思ってカメラを向けたら、父が「ホタルは息を吹きかけると光る」と。
で、横からちょっと軽く吹いてもらったら、ほんとにぱあーって光るの。なにこれ不思議。
もしかして息吹きかけられて怒って光ってるのか?とも思ったけど…
さて、これで今年のホタル撮影はおしまいかな。
また来年チャレンジします。